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大相撲の八百長行為が疑われるメールが見つかるきっかけとなった大相撲の野球賭博事件で、逮捕された元幕下力士が大相撲の取組も賭博の対象にしていた疑いがあることがわかった。

　元幕下力士・山本俊作容疑者ら４人は、胴元として野球賭博をしていたとして先月に逮捕された。その後の捜査関係者への取材で、山本容疑者が大相撲の取組も賭博の対象にしていた疑いがあることがわかった。

　山本容疑者の携帯電話を調べたところ、数回の取組で番付の東と西の力士、どちらの勝ち星が多いか賭けていたことをうかがわせるメールが見つかったという。警視庁は、相撲賭博についても立件できるか検討している。